Googleにはすべてのページをインデックスして欲しい

2010年7月27日発表以降、ヤフーは「Yahoo! JAPAN」の検索サービスでGoogleの検索エンジンを、また、Googleの検索連動型広告配信システムを採用しています。そして国内の検索エンジンのシェアはこんな感じなので、ネット上にブログを書いていたとしても、Googleのインデックスに登録されていなければ、実質その記事がネット上の検索で見つかる可能性は、かなり少なくなります。もちろん検索エンジンは他にもたくさんあるのですが、シェアから言えばとても少ないし、FacebookやTwitterからのリンクやメールからのリンクも、友達の範囲を超えることは無いと言えます。

Googleはインデックスをクローラーまたはボットと呼ばれるプログラムで収集しているが、そのリンクをたどる方法は完璧では無いので、各サイトすべてのコンテンツがインデックスされているかというと、必ずしもそうとは限りません。現在のように無数にWebページが毎日作成される状況では、明示的にGoogleの検索エンジンに対して、「このページ作成しましたよ」と知らせることが必要になります。その役割をするのがGoogle Sitemapです。だからページを作成する度にGoogle Sitemapも更新して、それを検索エンジン側にも伝えるようにします。このGoogle XML Sitemapsはそれを行うプラグインです。

Google XML Sitemapsの最新版は3.2.9なのだが、自分の環境ではうまくサイトマップが作れなかったので、作者のページから4.0のβ11版を試したところうまく作成できました。これをウェブマスターツールを使って登録すれば、Googleの検索エンジンへの送信は完了です。1日経つと何件インデックスされたかが表示されるようになります。せっかくブログとしてアウトプットを残すのなら、誰かの役にはたって欲しいでしょう。だとしたら、このインデックス化は自動化しておきたい。また一緒に更新通知サービスも設定しておくとさらに良いと思います。本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書には、これ以外にもMetaタグを設定するMeta Managerというプラグインも載っています。必要十分な機能が網羅されていて使い勝手が良いと感じました。

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