LinuxのアプリケーションでもほぼWindowsのアプリケーションの代替になるものは見つかります。ただ今まで使い慣れていてどうしても手放せないWindowsアプリケーションもあると思います。そのような場合にはWineをインストールすると動作可能な場合があります。
Wineをインストールする
WineをインストールするのはSynapticパッケージマネージャからが便利です。wine-stableを選択すると関連するアプリケーションが一度にインストールされます。インストールされた中でも便利なのがPlayOnLinuxです。(インストールされなかった場合は別途検索してインストールしてください。)インストール画面からアプリケーションを選択して、そのままインストールできます。サポートされているアプリケーションはここに一覧になっていますので、事前に確認ができます。
Symapticパッケージマネージャでインストール後にPlayOnLinuxを起動する場合は、ターミナルから下記のコマンドで実行します。
LC_ALL=C playonlinux
このようにパラメーターを付与して実行しないと、一覧が表示されない仕様なので仕方がありません。
起動画面からInstall a programをクリックすると、インストール可能なアプリケーションがカテゴリーごとに表示されます。
あとはインストールしたいアプリケーションをクリックで選択して「Install」ボタンをクリックすればインストールできます。正しくインストールできれば、インストール後はアイコンがデスクトップに登録されますので、それをクリックして起動できます。ただ起動には少し時間がかかります。
一覧に表示されないアプリケーションを実行する場合には、ターミナルから下記のコマンドで実行できます。
wine EXEファイル名
ネットで検索しても動作実績の無いアプリケーションは実行するのが難しいかもしれません。