見に来るんでしょう?
と次男に言われ、彼の作品を見に東京デザイナーズウィークに行きました。これは「デザイナーズサタデー」から数えてもう22年目のデザインイベントの老舗なのだそうです。一緒に行われているインテリアの国際見本市「100% Design」の日本版は3年目、ロンドンでは1995年から行われているものです。学生の出品は今年のテーマは「地球環境に配慮した公園に設置する、ストリートファニチャー」という制作物でした。一緒にコンテナ内装を自由にデザインするコンテナ展(コンテナグラウンド)も行われていて、なかなか興味深い内容でした。
学生の作品もテーマが分かっているので、同じ土俵での提案が並んでいるのは、感覚的な作品が並んでいるより分かり易く、学校によってはすごく作り込んだ作品もあり、感心することが多かった展示でした。100% Designの方も各国からのデザイン提案などが一度に見られる機会はほとんど今までには無かったと思うので、とてもいい刺激になりました。
特に私が好きだったのはウェッジウッドの食器の展示とオーダー家具のCUREDOの会議デスクの展示でした。こういう家具や食器の似合う家に住んでみたいと思うことしきりでした。ディスプレイの方法も黒い鳥かごに各オブジェを入れて吊るすなど、凝った趣向のものも数多くあり、100% Lightでは照明だけをまとめたブースもあるので、雰囲気だけでも楽しめました。今から来年も是非行こうと思っています。海外のデザイナーも多く訪れていた、国際色豊かなイベントなので、このままもう少し盛大になるといいなぁと思います。