評価はあくまで個人的な体験からのものです。何かのデータが元になっているものではありませんので、参考程度とご理解ください。
スナップシューターとして有名なのはRICOHのGRシリーズですが、中古でもかなりの金額になっています。そこで今回は今までヤフオクなどで私が購入したほぼ¥5,000以下のフィルムコンパクトズームカメラの中からベスト3を選んでいます。まだ入手しても撮った写真が確認できていないものも手元にあるので、これは2024年の暫定版です。もう一度2025年度版として新規追加する予定です。
スナップシューターとしてフィルムカメラを選択する場合、下記の項目を重視しています。
- ズーム機能
- 軽量コンパクト(脇ポケットに収まるサイズ)
- スタイリッシュ
ズーム機能を重視するのは、単焦点ではなかなか寄っても取り難い月や富士山などもスナップシュートするためです。ズームがあればより多彩な被写体を撮影することができます。軽量コンパクトはやはり持ち歩いて手軽に撮影できることがスナップシュートし易さだと感じるからです。スタイリッシュさは感覚的なものなので、好みの問題ですが、持ち歩くときに気分が上がるかどうかは重要な要素のひとつです。
2024年フィルムコンパクトズームカメラ ベスト3(スナップシューター編)
第1位:PENTAX ESPIO 24EW
選択理由
- バランスの取れた機能とデザイン(初心者から中級者までをカバーできる特徴を持つ)
- ±3EVの露出補正機能(フィルムコンパクトカメラでは、なかなか他には見当たらない)
- 24mmの広角から105mmまで4.3倍の拡大ができ、さらに30cmまで接写可能
- 1秒〜5分のバルブタイマーによるバルブ撮影が可能
PENTAX ESPIO 24EWは2100年までのオートカレンダー機能が搭載されています。またパノラマ撮影にも対応していて、パノラマ撮影時にも日付が記録できるのは、手持ちの機種ではESPIOシリーズだけです。Amazonで安価に購入可能なリモコンも使えるので、中古であってもリモコンまで入手可能なのは嬉しいです。
第2位:OLYMPUS ACCURA ZOOM160 Citia 160
選択理由
- 38mm〜160mmまで可能な4.2倍のズームレンズ搭載(当時このクラスでは世界最小)
- 両面非球面レンズを採用することで高画質を実現している
- 夜景を含む6種類の充実したフラッシュモード搭載
OLYMPUS ACCURA ZOOM160 Citia 160は2040年までのオートカレンダー機能が搭載されています。またパノラマ撮影にも対応していて、途中切替機能も明示されていますが、これは他社の機種でも可能です。日付や時刻はパノラマモードでは写し込むことはできません。この点はESPIOシリーズの方が優れています。バルブ撮影機能はありません。
第3位:PENTAX ESPIO 105Mi
選択理由
- 38mm〜105mmまで可能な2.7倍ズームレンズ搭載
- 1/2秒〜1分のバルブ撮影が可能
- 低速シャッター撮影も可能(これは1位、2位の機種でも可能)
PENTAX ESPIO 105Miは2030年までのオートカレンダー機能が搭載されています。またパノラマ撮影にも対応しています。Amazonで安価に購入可能なリモコンも使えるので、中古であってもリモコンまで入手可能なのは嬉しいです。横幅が105.5mmなので、他の機種よりかなりコンパクトに感じます。