下記はあくまで個人的な評価ですので、参考程度とお考えください。

  • フィルムサイズ:110フィルム
  • レンズ:COLOR APOTAR 26mm(35mm換算で約52mm相当)f/6.3
  • シャッタースピード:自動露出機構により、30秒から1/250秒までの範囲で無段階に制御
  • 質量:186g(110フィルム、電池含む)
  • LR44ボタン電池2個
  • 発売日:1974
  • アマゾンリンク:なし

【AGFAMATIC 4000 pocket sensor】ポケットフィルムカメラ(オールドフィルムカメラ)

最近は一時発売されなくなった110フィルムがLomographyから復活しているので、AGFAMATIC 4000 pocket sensorをヤフオクにて落札しました。この機種は日本では紹介している記事が少なく、数サイトで分解などをしている記事があるだけです。このタイプの110フィルムカメラは、国内メーカーでも数多く販売されていましたが、AGFAMATIC 4000 pocket sensorほどスタイリッシュなものは少ないと個人的には感じています。

スライドでフィルムが巻ける仕組みで閉じるとかなりコンパクトになる
下側に自動露出用のボタン電池が2つ入る
LR44に変換アダプターを付けたところ。これで1.4Vになるらしい

特徴

この機種には自動露出機能が付いているため、ボタン電池が必要です。マニュアルに書かれているMN625Gバッテリーは入手困難なので、代替案として変換アダプターを使ってLR44ボタン電池を使っています。私の場合はこれでシャッターを半押しすると、暗いところではファインダー内のLEDが点灯するので、動作しています。ただこれらの使用は自己責任でお願いします。

フラッシュもMAGICUBEという4面の使い捨てのフラッシュを使うことができます。MAGICUBEは今は販売されていませんが、ヤフオクやeBayなどでまだ入手可能です。電源いらずで単体で発光する仕組みになっているので、この名前が付いているようです。

110フィルムの現像はフォトカノン戸越銀座店で行いました。フィルムは¥1,080のB&W Orca 110 ISO 100を使っています。現像代が¥1,232、フィルムデータ作成が¥770、フィルムの返送料が¥360で、110フィルムの郵送料はクリックポストで¥185です。合計では¥3,627でした。24枚撮りなので、1枚あたり¥151相当になります。スタッフチョイスで何枚かサンプルプリントとインデックスプリントを送ってくれるのが、気が利いています。またモノクロはさらに外注になるため、10日前後かかります。モノクロは当分はLIghtroomでの処理で対応しようと思います。室内撮影が無いので、自動露出が正しく動作しているのかが分かりません。次はカラーで室内撮影も入れます。

以下はColor Tiger 110 ISO 200フィルムの撮影です。

Kindle本のご案内

連載していた【軽量Linux活用ガイド2021】を中心に加筆、再構成して一冊のKindle本にまとめました。インストールやセットアップなどの手順、各種アプリケーションのインストールと日本語化、軽量Linuxベスト3、SSDの換装などを一度に読みたい方はご利用ください。Kindle Unlimitedなら無料です。書き込みをする場合はA4サイズで読みやすいペーパーバック版(オンデマンド印刷)もあります。