「カテゴリーの設定次第で、関連投稿に表示されるんだ」

AvadaのRelated Postsの表示機能は、カテゴリーの選択の関連性によって表示されます。複数のカテゴリーを選択していると分かりにくくなるので、できればSEO対策となるキーワードと同じ名前にして、それをひとつ選択すれば、間違いなく同じカテゴリーを選んでいるページが表示されます。

なぜこれがSEO対策になるのでしょうか。現在では多くのサイトがSEO対策を行っているため、ページを1ページ作成しただけで、検索結果の1ページめに表示させるのは容易ではありません。ですからキーワードに関連したページを複数準備することが、検索結果の1ページめに表示させるには有効な手立てになります。そしてそれらの複数ページを関連投稿を使って、相互リンクさせることがSEO対策として効果があります。Googleの検索エンジン対策をする際にバイブルのようになっている「Google検索エンジン最適化スターターガイド」ではあまり複数ページに関しては書かれていませんが、間接的に「URLの構造を改善しよう」や「適切なアンカーテキストを書こう」などでその重要性が載っています。

関連投稿の数は「テーマオプション」>「エクストラ」>「Related Posts / Projects」>「関連プロジェクト / 投稿の数」で指定できます。ページにはなるべく多くの関連ページへのリンクがある方が望ましい状態です。また「Related Posts / Projects Image Size」>「固定」で関連投稿の動きを固定できます。これによってキーワードに沿ったページと、その下に同じキーワード関連ページのリンクを複数持ったページ構成を作ることができます。これでページのランキングをより上位にする施策が可能です。

この結果はあくまで当社サイトなどで試した結果より導き出したAvadaテーマを利用した手法ですので、一般的にどんなテーマでも活用できるかどうかは検証してみないと分かりません。ただロジックから考えると、ほぼ現状では有効な手段だと思います。コンテンツとしても1ページの単体よりも関連する情報が参照できる方がそのページの価値が高いと判断できます。あくまでキーワードに関連してより詳しく充実した内容を上位に検索することがGoogleの検索エンジンの目指しているところですので、それに沿った形でページを作成することがSEO対策としては効果的です。

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