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【特選】最軽量Linuxランキング2021 ベスト3(32ビット・PAE非対応)

先日からかなり長い時間を使って、様々な軽量と言われるLinuxのインストールをバイオUを使って試してみました。メモリが512MBのせいか、そもそもインストーラーが起動できなかったり、インストール時にカーネルパニックで止まったり、なんの音沙汰も無く固まるものもあり、なかなか素直にインストールできるものを見つけるのも大変でした。そのなかで現在でも更新がサポートされていて、さらに日本語などもある程度最初から使えるレベルになっているものを3つ選んでみました。XPマシンを復活させるためには良いLinuxを実機で試して特選しています。試したテスト機の仕様は以下の通りです。

プロセッサー超低電圧版 モバイル インテル Celeron プロセッサー 600A MHz
メインメモリー512MB(DDR SDRAM)
液晶表示7.1型 XGA(1024×768ドット)
ハードディスク約30GB(Ultra ATA/100対応)
Vaio PCG-U101/Pの仕様

【第1位】Q4OS 3.14 Trinity (32bit)

Q4OS 3.14の画面

Q4OS公式英語サイト

速度は最高とは言えませんが、UIがWindowsに極めて似ているので使い勝手に違和感が無いのと、パッケージなども入れ易くなっているのが評価した理由です。CFカードやUSBのアイコンも分かりやすく、初心者でも乗り換えに苦労しないディストリビューションだと思います。日本語入力も簡単な設定で使えるようになります。

【第2位】antiX Linux 19.4 (32 bit)

antiX Linux 19.4の画面

antiX Linux公式英語サイト

軽量さから言うとantiXが間違いなく最軽量だと言えます。サクサクと動作しますし、Windows XPを使っていたときよりも速いのではないかと思います。ただ日本語入力のmozcなどを後から入れなければならないので、少し初心者には手間が多いと感じました。ブラウザーやアプリの日本語化も後から対応する必要があります。ただしスピードは魅力ですし、基本的な部分はインストール時に「日本語」を選んでいるので、日本語化されています。

【第3位】Peppermint OS 10 Respin (32 bit)

Peppermint OS 10 Respinの画面

Peppermint OS公式英語サイト

インストールしてすぐに日本語変換が使えます。速度はこの3つの中では少し遅い印象がありますが、それでも最小512MBで動作するのは素晴らしいです。ICEを使った先進的な取り組みもしていて、OSとして差別化しようという姿勢にも好感が持てます。唯一バイオUではシャットダウンで電源が切れないのが残念です。

今後も良いものが見つかれば差し替えたいと思います。Puppy Linuxもトップの軽さですが、設定をすべて自分で行う必要があるのが、少し難点と感じて選外としました。

追記(2021.09.06)

サポート体制などを考えて順位を変更しました。

【第4位】linuxBean 12.04.5

linuxBean 12.04.5の画面

linuxBeanプロジェクト日本語サイト

Ubuntu系ですと、こちらが軽量です。最初から日本語対応されているのも便利な点です。速度も3つの中では2番目に速くて快適です。Ubuntuの2012年度版をベースにしていて、すでに開発も止まっているようですので長期サポートは残念ながら期待できません。しかし18年前の機種でも軽快に動作する部分は捨て難い魅力です。

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