クリエイティブ・ブリーフを書こう::Step 1

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クリエイティブ・ブリーフを書こう::Step 1

「クリエイティブ・ブリーフが無いと、どんなデザインをしたらいいかが分からない」

こんなことを言われたことはありませんか。もし言われたことが無いなら、言われるような環境を作りましょう。また言ったことの無いデザイナーの人は、軽くPMに要求してみましょう。誤解を恐れずに言うと、ウェブサイト構築はシステム寄りとデザイン寄りの、水と油のような属性のメンバーが同じ土俵でチームを組む仕事です。ですから共通言語としてプロジェクトを俯瞰できる情報が必要です。そのための資料として、この「クリエイティブ・ブリーフ」が一番適していると思います。

では、クリエイティブ・ブリーフの内容には、どんなものが必要でしょう。あんまり長いと読む気がしないということもあるので、できれば1ページ程度にまとめてあると、分かりやすいと思います。入る内容は会社の志向によっても違うと思いますが、枠組みはIAAJの資料などを元に作成すると作りやすいでしょう。これ以外にも「ウェブ・リデザイン」という本にも、参考になる内容が書かれています。簡単に目次立てすると以下のような内容になります。

プロジェクトの概要
プロジェクトコンセプト
ビジネス上の目的
直面する問題
ユーザーへの提供価値
対象ユーザー
認知率・雰囲気・ガイドライン
コミュニケーション戦略
UI検討事項
現状分析
競合他社の状況
共通メッセージ
トーン&マナー
成功の判定基準

順番は良いかどうか分かりません。多少補足を書いておく方が書きやすいでしょう。適当に抜粋して1ページにまとめると良いと思います。プロジェクトの概要には、プロジェクト名や期間、スタッフィングなどを書きます。もちろんここに書くための内容をクライアントから聞き出すには、その前にクライアント・アンケートもしくはヒアリングシートを事前に作成して、打ち合わせをする必要があります。また内容によって、聞く項目を変えることが必要になります。

以前テクニカルライターをしていた頃、「俺は代書屋じゃないんだぞ」と思うことが何度もありました。同様に「私は絵描きではない」と思うことが多いのがデザイナーという職種ではないかと思います。「とりあえずデザインして」と言われても、背景も内容も分かっていないものを、ビジュアルにおこすのは無理があります。そういう場合に最低限このクリエイティブ・ブリーフさえあれば、クライアントの期待に近づくものがデザインできるのではないでしょうか。

言い換えるとそれは、制限を設けることで初めてクリエイティブな作業ができるということだと思います。この枠組みにクリエイティブ・ブリーフが使えるのです。次回Step 2では、実際に項目を選んでクリエイティブ・ブリーフの雛形を作ってみたいと思います。

ウェブ・リデザイン―サイト更新を成功に導く総合戦略マニュアル

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2016-10-25T22:18:45+00:00 2007/10/02 |Book, Design, Project Management|