下記はあくまで個人的な評価ですので、参考程度とお考えください。

  • フィルムサイズ:135フィルム(35mm)
  • レンズ:Leica Vario-Elmar 35-70mm f/4.6〜8.6
  • シャッタースピード:1/330秒から2秒
  • ISO:ISO50~3200(DXコード設定)
  • 質量:約240g(電池含まず)
  • 発売日:2002年
  • 公式サイト無し
  • 3Vリチウム電池(CR123A)1本使用
  • アマゾンリンク:無し

【Leica C2】コンパクトフィルムカメラ(オールドフィルムカメラ)

110フィルムのLomographyに手をだしたら、35mmフィルも試してみたくなりました。ヤフオクで落札したのがLeica C2です。とてもコンパクトで240gと軽量です。Leica Vario-Elmarレンズを搭載したこの機種はLeicaのフィルムカメラの中では比較的値段が安く3万円前後でした。事前に調べたところでは写りの評判はなかなか良いようですので楽しみです。個人的にはパノラマ機能が無いのが少し残念です。

特徴

Leica C2は、Leica Vario-Elmarレンズが搭載されており、焦点距離は35mmから70mmのズーム機能を持っています。絞りはf/4.6からf/8.6まで調整可能で、ズーム比は2倍です。最短撮影距離は約60cmとなっています。Leica C2の特徴的なフィルム巻取り方式は、一般的に 「プレワインド方式(Prewind System)」 と呼ばれています。これはフィルムカメラには必須な機能だと個人的には思います。

プレワインド方式の概要

  • フィルム装填時:
    フィルムをカメラに装填すると、最初にカメラが全てのフィルムをカセットから巻き取りスプールに自動的に巻き上げます。
  • 撮影中:
    撮影するたびに1コマずつ、使用済みのフィルムをカセット側に戻していきます。
  • 撮影終了時:
    最後のフレームが撮影されると、全てのフィルムが既にカセット内に巻き戻されている状態になります。

プレワインド方式のメリット

利便性:
撮影が終わった時点で、フィルムは既に完全に巻き戻されており、ユーザーが改めて操作する必要がありません。

光漏れの防止:
撮影中に誤って裏蓋を開けてしまった場合でも、未使用のフィルムは既に巻き取られているため、損傷のリスクが最小限に抑えられます。

シャッターは自動開閉式で、電源オンでレンズカバーが開くため、すぐに撮影を開始できます。また、オートフォーカス機能により、ピント合わせが簡単です。プログラムAEにより、撮影条件に応じた適切な露出が自動で設定されます。内蔵フラッシュやセルフタイマー機能も搭載されています。2099年までカレンダーを搭載しているため、壊れるまで日付や時間の表示が可能です。

35mmフィルムの現像はMarixFilmのカラーネガフィルム現像サービスで行いました。フィルムはAmazonで3本¥4,074で1本¥1,358のマリックス カラーネガフィルム 400D 24枚を購入しています。現像代がキャンペーンで無料で1000万画素フィルムデータ作成付き、フィルムの返送料が¥250で、35mmフィルムの郵送料はクリックポストで¥185です。合計では¥1,793です。24枚撮りなので、1枚あたり¥75相当になります。現状のキャンペーンではMarixFilmを使うと実質現像代とデータ化が無料になるのはありがたいです。キャンペーンはこのまま継続してもらえると、データ化までがかなり安く抑えられて嬉しいです。

とてもLeicaらしいベールを纏ったような雰囲気のある写りで、他のカメラとは一線を画す味のある写真が撮れます。やはりVario-Elmarのレンズのせいでしょうか。一目で気に入ってしまいました。

七里ヶ浜での撮影例。

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