Linuxの無料オフィスアプリケーションは幾つかありますが、互換性が高いと噂のFreeOfficeをインストールしてみました。保存したファイルを逆にMS Officeで開けるのかも試してみました。インストールは公式サイトからUbuntuやDebian系ではお決まりの.debファイルをダウンロードしてインストールしています。

どこまで互換性があるんだろう。

今回は32ビット版のdebファイルをダウンロード

FreeOffice日本語公式サイト

ダウンロード後「開く」とパッケージインストーラーでインストールが可能

既存のWordやPowerPointのファイルはそのまま開けるのはとても便利です。少し使ってみて気になった点は以下の3つです。

  • 日本語入力はできるがインライン変換は対応していない
  • フォントと行間が違うので、どうしてもレイアウトから溢れる文字が出てしまう
  • 日本語のファイル名が意味不明な英語の文字列に変換される
  • 一度保存するとMS Office側で読み込めないものがある

最初の3つは大きな問題では無いですが、最後のファイルが読めない問題は相互に使う場合は問題になります。

開こうとすると「修復」が出る
「修復」を選んでも開けない

このような結果をみると、今後すべてLinux環境で作業を継続するのであれば、読み込みにはほぼ大きな問題の無いFreeOfficeを使っていくのはアリです。フォントや行間などの修正にもたいして時間はかからないと思います。ただ共有する1つのファイルをLinux, Windows, Macで編集するなどは流石に無理があります。その場合はMS Office Onlineを使った方が無難です。ですので使い方次第といったのが正直な感想です。

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