「eランサーにオレはなる!(ちょっとワンピース風)」

年初の所信表明という訳ではないのですが、MacBookを購入してから今までレバレッジ・リーディングしていた本をいくつかBooksというアプリケーションで整理し始めました。その中にあったブランド人になれ! という本の冒頭に次のような引用がありました。

新しい経済の基本的単位は、会社ではなく、個人になる。仕事は固定化した管理組織によって与えられ、コントロールされるのではなく、既存の組織外で個人事業主の集団によって遂行される。電子で結びついたフリーランサー、すなわちEランサーが、流動的な臨時のチームを作り、製品を生産・販売したり、サービスを創造・提供したりする。仕事が終わればチームを解散して再び個人事業主に戻り、次の仕事を求めてさすらう。
―トーマス・マローン、ロバート・ローバッカー―
「Eランス経済の夜明け ハーバード・ビジネス・レビュー」

これは1998年の秋にMIT(マサチューセッツ工科大学)スローン・スクール・オブ・マネジメントのトーマス・マローン教授がハーバード・ビジネス・レビューに発表した論文に書かれている核になる部分の抜粋です。この指摘があってほぼ10年が経とうとしている日本でも、今年の5月にこの翻訳が掲載されたハーバード・ビジネス・レビューが発売されていることを、気になって調べて知りました。これも何かの縁でしょう。Googleで検索してみましたが、まだEランサーはほとんど日本では一般化していない職種のようです。

しかしこのeランサーという職種が、確かに一過性のものでは無く、今後明らかに時代の空気がその方向に向かっていて、大きく流れているのではないかと感じます。また、これを明確に意識せずに目指している人が、増えているのではないかと思います。それは自分探しであったり、正社員にならない生き方であったり、ニートであったり、色々な現象になって現れてはいますが、核になるのはこの「働き方」なのではないでしょうか。また自分が探していたのもここに目標があるように思います。

Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2007年 05月号 [fusion_builder_container hundred_percent=
レバレッジ・リーディング
トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))

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