レンズ沼継続中で今回はヤフオクでジャンク品扱いだった、中古しか存在しない8mm用のDマウントレンズを落札しました。ZUNOW Cine 1:1.9 f=6.5mmは、1950年代から1960年代にかけて日本のズノー光学工業が製造した広角シネマレンズです。PENTAX Q10K&F Concept レンズマウントアダプター KF-DQで付けて撮影してみました。PENTAX Q10は1/2.3サイズのセンサーですが、これはかなり広角なのでケラレます。6.5mmはPENTAX Q10でフルサイズ換算にすると5.5倍なので約35mm (35mm換算)になります。元の8mmフィルムカメラでは6.9倍ぐらいなので、45mm(35mm換算)相当の標準レンズだと思います。

PENTAX Q10にZUNOW cine 1:1.9 f=6.5mm

ジャンク品扱いでしたが、届いてみたら綺麗な個体でレンズなどもクモリも無くラッキーでした。やはり箱付きだったのが良かったように思います。トリミング前提で撮影すれば問題ないですし、周辺光量落ちもアスペクト比を16:9にしておけば、そこまで気になりません。

F1.9の開放で撮影すると、それなりにボケますが使えそうなレンズで良かったです。

F1.9開放だとそれなりにボケる
RAW現像したDNGファイルをトリミングすればこんな感じになる

動画の場合のケラレも少し拡大してトリミングすれば良いでしょう。フォーカスはかなり甘いですが、それがオールドレンスの魅力でしょう。

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