WordPressのテーマやプラグインの翻訳を変更したい
WordPressを使用する際に全般的に言えることですが、海外のテーマを利用するときには、英語の部分を翻訳したい場合が多々あります。Avadaのテーマでは、最初から日本語の翻訳ファイルが提供されていますが、ちょっと分かりにくい構成になっているので、気がついていないで英語のまま使用している人もいるのではないかと思います。
![avada01](https://i0.wp.com/best3.net/wp-content/uploads/2016/09/avada01.png?resize=904%2C48&ssl=1)
Avadaにはインストール用のパッケージと、フルパッケージという2種類が用意されていて、各国語の翻訳ファイルはフルパッケージの方に用意されています。そのため英語以外で使用する際には、このランゲージファイルをインストール後にテーマとプラグインの各フォルダーに入れる必要があります。翻訳ファイルは完全に翻訳されていないので、一部は英語のままになりますが、それでも差し替えた方が何かと分かりやすくて便利です。
![avada02](https://i0.wp.com/best3.net/wp-content/uploads/2016/09/avada02.png?resize=660%2C235&ssl=1)
また使ってみると翻訳内容を微妙に修正したいという要望も出てきます。そんな場合にはテーマやプラグインのランゲージファイルを翻訳できるPoeditを使用すると解決できます。たとえばAvadaの場合、「関連するプロジェクト」という翻訳がありますが、それを「関連する製品」というように修正したい場合があります。このようなときはPoeditでランゲージファイルを更新すれば対応できます。
![avada03](https://i0.wp.com/best3.net/wp-content/uploads/2016/09/avada03.png?resize=729%2C154&ssl=1)
![avada04](https://i0.wp.com/best3.net/wp-content/uploads/2016/09/avada04.png?resize=785%2C205&ssl=1)
![avada05](https://i0.wp.com/best3.net/wp-content/uploads/2016/09/avada05.png?resize=815%2C185&ssl=1)
.poの拡張子が付いたファイルがソースファイルで、.moが付いたファイルがコンパイル後の翻訳ファイルになります。バージョン管理のため、念のため各フォルダーにも一緒に入れておくと間違いがなくなります。Avadaが更新になった際には再度フォルダーに入れる必要があるので、その点は少し手間になります。今後のバージョンアップで最初から言語選択対応もしてくれるとありがたいのですが。