クリエイティブ・ブリーフを書こう::Step 4

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クリエイティブ・ブリーフを書こう::Step 4

「そのプロジェクトの本質を見極めて再定義すること」

a0002_002254ひと言で言うとクリエイティブブリーフを書く意義はここにあると言えます。書いてみるとそのプロジェクトの理解度がはっきりと分かります。書けない項目がある場合には、何か情報が足りていないと考えられます。そこでもう一度クライアントに質問をしたり、確認を取ったりする必要が出てきます。曖昧なままでスタートすると、その曖昧さをそのまま最後まで引きずることになります。プロジェクトによって当てはまらない項目はあると思います。しかしあるはずだけど分からない項目については、可能な限り明確にしておく必要があります。

まずは書き始めましょう。書いているうちに必要な情報が見えてきます。分からないものは適当に思い込みで書くのではなく、必ず確認を取ります。ただクライアントによっては、漠然と表面的なものしか認識していない場合も少なくありません。あんまり何度も聞くと、かえってクライアントとの関係がこじれる原因にもなりかねません。そのような場合にはこちらから「たとえば・・・ですか」というような例示をいくつかする必要があります。そのためにも、クリエイティブブリーフを、たくさん書いて自分の引き出しを多くしておく必要があるのです。

「そもそもそのサイトをリニューアルしようと考えたキッカケは何だったのか」「最終的なゴールは何なのか」など、ヒアリングシートで聞くことで、プロジェクトの本質を再定義することが必要です。その作業によって、クライアントも明白になっていなかったことが明白になれば大きな共通理解と共感が得られます。そこからデザインコンセプトが抽出できれば、プロジェクトはブレが出ないしっかりした構造になります。

クリエイティブブリーフを書いて目的やゴールが明白になると、プロジェクトに対するモチベーションもアップします。全体のベクトルを揃えて同じ方向へ向かわすツールとなります。無駄なコミュニケーションに磨り減ることを最小にして、すべての力をプロジェクトのゴールに向けられるのです。

2016-10-14T11:29:34+00:00 2007/11/12 |Communication, Design, Project Management, Writing|