イシューリストを書こう

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イシューリストを書こう

「あとイシューは何が残ってたかなぁ」
issueIssueは日本語に訳すと重要な点、論点、問題点などと辞書には書かれていますが、やはりイシューリストの場合は、「課題」というのが一番適切な訳のように思います。プロジェクトの場合、必ずしも問題点ばかりをイシューリストに入れるわけではありませんし、重要な点ばかりでもなく、備忘録的に使う場合も多いと思います。あまり構えて使うのでは無く、最初は課題と思われるものを書き出してこの備忘録として使うのもアリでしょう。ただ本来の課題管理表は「進捗や品質の阻害要因」をまとめて管理するものです。違う観点のものが多数混ざると分かり難くなるので、慣れてきたら課題だけに絞ると分かりやすくなります。

プロジェクトを進めていくためには、定期的な打ち合わせは欠かせません。これが無いとズルズルとスケジュールが伸びたり、目標を絞って一歩一歩進める作業が確実に滞りがちになります。全体の規律を作る意味でも、着実な進行によるクライアントとの信頼関係を築くためにも、最初の要件定義フェーズでは、定期的な打ち合わせを持つことが必要です。その際、議論の拡散を防ぐためには、イシューリストは欠かせないツールとなります。

その際有効に機能するのが「遅れ」の項目です。ここには「3日間」や「1週間」など、どの程度の遅れが出ているか、そしてそ理由は何なのかをステータスや備考などに記載します。こうしておくと、クライアントとの間で遅れに対する共通理解が生まれ、それがエビデンス(証拠)という形で残ります。プロジェクトは往々にして後で追加工数などでもめることがありますが、その際にも共通認識のブレを最小限にできるので、遅れと理由を記載する意味は重要です。何も残さずにプロジェクトが過ぎてしまうと、後からその原因を言ってみても、追加工数についてクライアントの理解を得るのは難しいでしょう。

もうひとつ重要なのは、イシューリストの期限と全体スケジュールとの日付の一致です。ここを正確に合わせることで、イシューリストが間接的な進行管理者役を果たします。双方でこのイシューリストの課題項目を無くすことに集中するようになります。ですから大小重要なものからそうでないものまで、洩れなくリスト化しておく必要があります。課題管理表と言うと、いかにも硬いので、私はあえてイシューリストと呼ぶことにしています。最後にサンプルとして作成したイシューリストを添付しておきます。使い易いようにカスタマイズして使ってみてください。

イシューリストテンプレート Ver. 1.0

2016-10-14T11:29:39+00:002007/10/29 |Business Tools, Project Management, Troubleshooting|